前回、夏目漱石さんの「こころ」をご紹介しました。
今回は、太宰治さんの「人間失格」をご紹介します。
鬱小説として紹介されていたりして、どんより暗い雰囲気な小説ですが、わたしは太宰治さんの作品の世界観が好きで、「太宰治全集」を読んだ経験があります。
太宰の作品には毒がある、なんて評されている理由がわかります。
はまる人にははまる、そんな感じなのでしょうか。
普段、心の中のドロドロした気持ちやもやもやした感じって、自分にしかわからないもので、、、
こんなにドロドロしているのは世の中でわたしだけなんじゃないかと思って生きてきました。
太宰治さんの作品を読んで、
「わたしだけではないんだ」
と安堵した記憶があります。
考えすぎるタイプの方におすすめです。
電子ブックだと思い立った時、隙間時間ににすぐ読めます。
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